RIDEALIVEをともやんの地元でやったら面白いんじゃない?ともやんらしくゆるくさ。
今回のRIDEALIVE滋賀は、そんな何気ない言葉から始まったのでありました。
ただ、高校を卒業して愛知に出て来た僕。滋賀の魅力を皆さんに伝えたくても、20年の時間の溝を埋めるのは1人の力では限界を感じていたのは事実。
そうだ、わざわざサークルズにAll-cityを買いに来てくれて、地元長浜でThe Tweed Picnicというライドイベントを開催してる人達がいたじゃないか。そんなご縁に身を委ねてみようじゃないか!
そう閃いてコンタクトを取っての最初の顔合わせの場は、マウンテンバイクでのトレイルライド。
その時はRIDEALIVEの話なんてロクにせず、地元でトレイルライドが出来る驚きと喜びに浸って名古屋への帰路に着いたのでした。
あ、今回のRIDEALIVEは全行程舗装路ですのでご安心ください。ゆるさがのテーマの今回、初めてのRIDEALIVEには持ってこいだと自負しております。
その後、打ち合わせや試走をしに滋賀に帰れば帰るほど、昔の記憶が戻って来ると共に10代の頃には知らなかった故郷の魅力を知る事になり、当初心配していた20年の溝がどんどん埋まっていったのです。
今回のRIDEALIVEのタイトルを縁-巡り合わせ-にしたのも、この出会いから始まった流れが良い方向へ転がっていく予感しかしなかったから。
2日間という短い間ですが、RIDEALIVEが終わった後も、今回共にライドした縁で参加者の皆さんに繋がりが出来れば最高だなと思います。
そのメンバーとの出会いがなければ、今回のRIDEALIVEは全く別の物になっていた事だと思います。
名古屋にいる僕に代わって、自転車では走りにくい道の回避ルート探し、台風、大雨の影響で通れないルートの確認にも奔走してくれました。3度目の開催となるThe Tweed Picnicは、 RIDEALIVEの翌週11月3日に開催されます。
”静かな森で蒸気を浴びる。透き通る湖でクーリング。やさしい風を大きく吸い込む。
すべての感覚を呼び戻す。
火を見つめる。石に水をかける。友人や家族と語らう。
大自然と一体化しよう。”
RIDEALIVE滋賀には、琵琶湖にも縁の深いテントサウナパーティーにきていただく事になりました。
サウナに縁遠い人も大好きな人も、この機会に1つのテントの中で語らえる事を楽しみにしています。
朝9:00長浜市(旧伊香郡)高月町の高月駅東口集合。
広い滋賀の中でも今回のRIDEALIVEは、湖北と呼ばれる滋賀の北部を主にライドします。
滋賀と言えば琵琶湖というイメージですが、緑豊かな山々が周りを囲んでいる県でもあるんです。先ずはそんな山間の道を、幼少期に鮎を取って遊んでいた高時川に沿って走ります。
昼食は山間部の集落でお弁当を用意しますが、飲み物は各自用意をお願いします。山を抜けるまでコンビニが無いほど良いルートなのでご容赦を。
引き続き山間部を走ると湖が見えて来ます。ですが慌てる事無かれ、そこは天女の羽衣伝説の残る余呉湖という湖。 鏡湖と呼ばれるほど穏やかな1周7km弱の小さな湖ですが、琵琶湖とは全く違った趣がある湖で、竹村延和の曲のタイトルにもなった事で有名。と言うよりワカサギ釣りで有名です。
国道のトンネルを回避して余呉湖の北側の山の中を走り抜けると、この日初めての目の前に広がる正真正銘の琵琶湖。奥琵琶湖と呼ばれる、入り組んだ小さな半島が連なる湖岸沿いを走り、宿泊地二本松キャンプ場に到着。
そこで待っているのは、琵琶湖には縁のあるTent sauna Party。Curry WAKATA!の提供するカレーを食べながら、思い思いに整って頂ければと思います。今までサウナに疎かった僕ですが、今回の縁で皆さんと一緒に体験出来る事が今から楽しみです。
ハードだったRIDEALIVE山梨の参加者の男女比を逆転させるのが、ゆるさを掲げる今回のRIDEALIVEの密かな目標。ちなみにCurry WAKATA!、先日南インドから帰って来たばかりとの事で期待大です!
朝ごはんは各自で済ませて頂き、朝9:00二本松キャンプ場をスタート。マキノ町の街並みを走り今津港に向かいます。もちろんメタセコイア並木も通りますよ。ん、今津港?
そうです、琵琶湖の上からも湖北を体感してもらいたくて、船に乗る事も盛り込みました。皆さん、船酔いとか大丈夫ですよね。。。
今津港から14:20発の船に乗り、長浜港に着港。途中、琵琶湖に浮かぶ信仰の島である竹生島に1時間ほど寄港します。(宝厳寺・都久夫須麻神社境内に入る場合は、別途拝観料400円が必要)
長浜に着港し、輪行を解いて市街を少し走ると今回のRIDEALIVE最後の場所、どんどんに到着。
どんどんは夏場には鴨の群れが泳ぐ米川を渡る橋、どんどん橋の袂にある湖北の暮らし案内所。ロゴのマークは、どんどんとドアをノックするときの手型です。
長浜の街を面白くしたくてうずうずしてる面々が集う場所、それがどんどんなのだと感じ、今回のアフターパーティーの場所に決めました。前述のThe Tweed Picnicもこの場所から始まっているのです。
湖北の郷土の食べ物を交えた料理で、2日間の縁で繋がった話に花を咲かせてもらえれば、僕は安心して今年最後のRIDEALIVを締めくくり、来年に繋げる事が出来ます。
解散は夜の9時です。2日間の日程が終わってしまうことを名残惜しく思って頂ければ、そして参加者の皆さんのRIDEALIVE以降の生活が少しでも豊かになれば幸いです。