この一言に尽きたわたしのRIDEALIVE2016でした。
去年と同じではつまらない?!
夏だからもっと冒険したい!!
というシンプルに自分への挑戦的な気持ちから、おのずとスタート地点が決まり、
そのチャレンジングなライドに賛同してくれる仲間を、できるだけ集めるところから今年のRIDEALIVEは始まったのです。
1日目のルートを考えるにあたりポイントにあがったのは3つ。
#1 仲間と合流すること。
#2 気になっていた山間部にあるコーヒーショップへ行くこと。
#3 女子チームということもあり、初日はゆる~く、のんびりと。
そして集まった精鋭女子。
スタート地点のアーリーバーズ前から和気あいあいと会話は弾み、軽快なペダリングで進むこと約5分。
最初の難関に到着。
最寄駅である鶴舞駅からの輪行です。
1泊2日のキャンプ道具を装備をした自転車を、輪行できるよう荷物を外しバックインする手間と、全てを担いでホームまで降りる苦行といったら。。。 わたしたちの顔は歪んでいただろうと思います。
ヘビー級な自転車と私達を乗せた電車は、第2目的地へと向かいぐんぐん進みます。
輪行は若干の手間がかかり、そしてパワーも使いますが、それを差し引いてもそれ以上の利点が満載なんだと今回改めて実感することができました。
また自転車での走行時間分を、仲間との 「コミュニケーション」 や 「寄り道」 に費やすことができるとともに、そろそろと迫り来るタイムリミットが生み出す 「焦り」 も軽減できたのでした。
天気も若干心配だったため、本当に輪行にして良かったなとホッとした矢先、あっとゆう間に豊田市駅に到着です。
自転車を組み立て、ライドスタイルを整え、豊田で待つ仲間のもとへ。
ここで合流したまず一人目は、女子チームの先導リーダーとして快く引き受けてくれた、「もんじゃ」くん。
二人目は、ファミリーでご参加のみどりさん。一日目はママが、二日目はパパが走るという計画で、可愛いお子さんとお見送りしてくれました。
全員揃い、いざスタート!
豊田の街をぬけ、だんだんと緑に包まれていき、一気に大自然の中へ。
目的地は豊田市下山地区にあるキャンプ場、の前に、お目当てのコーヒーショップを目指します。
初めて通る道々はまだ見ぬ未開拓の場所へと繋ぐ、そんな気持ちを踊らせながらリズムよくペダルを踏みます。
地図が標すところは、山中の一角。
地図を頼りに、緑に囲まれ涼しく気持ちのいい道を進みます。
ここでリーダー 「ほんまにあるん?」 と不安になる発言をくりかえし、私は 「あるよ、絶対ある!」 と強気で言い返してはいましたが、本当は何もない林道をしばらく走っていたので、実際は不安で到着するまでドキドキでした。
そして曲がり角にそのコーヒーショップの看板が見えた時は嬉しく、 「ほらね、あった!」 とまた強気で言い切り、こっそり安堵しました。
自転車に跨っては登れないほどの急坂を期待とコーヒーの香りに誘われながら足早に行くと、そこには古民家を再築したWORK BENCH COFFEE ROASTERSが待っていました。
ロケーションといい、古民家の空間といい、私達のテンションは上がらないわけにいきませんでした。
こういった寄り道や、食の楽しみが自分たちで作り上げるライドの醍醐味でもあり、きつい坂や険しい道を行く糧ともなります。
訪れた場所での出会いやコミュニケーションも重要で、新たな気づきや心に残る思い出へと変わります。
そのコーヒースタンドは現在はまだプレオープン中で、20代の男子2人がお店に立ち、コーヒーと和菓子を提供してくれました。
そして店づくりのこと、コーヒーのこと、ポートランドへの留学、海外で修業していた経験談、
そんなさまざまな大切な思いを、表情豊かに自分たちの言葉で伝えてくれた、その姿がわたしたちにとっても刺激になり、再訪したい場所がまたひとつ生まれたのでした。
美味しいコーヒーと空間を堪能し、澄んだ空気をたっぷり吸いこんで、お腹も心もチャージでき、また次の目的地へと出発したのです。
ここまで読んでいただくと順調なライドかと思われますが、だと良かったなとも思いますが、、、実は道だけではなく、状況も山あり谷ありでした。
道を間違えることも多々あり、実際は登らなくてもよかったはずの長い山道を登ってしまい、辛く息の上がる苦しい思いを何度もしました。
(なので上記データと下記のルートラボの数字は一致しないというわけです。笑)
ゴールまであと少し!のところで大粒の雨に足止めをされました。
でも予想しない出来事が起こるからこそ、面白く、達成感は何倍、いや何十倍にもなりました。
今回のRIDEARIVEは私にとって2回目のロングライド、自転車乗りとしてはまだまだ未熟でしたが、走りきることができました。
急なきつい登り坂で何度も足をつき、くじけそうにもなりましたが、先に待ってくれている仲間の応援や後ろからサポートしてくれる仲間のおかげで、笑顔でゴールすることができました。
苦しかった分、感動が大きく、最高に気持ちのいいゴール!
からだはへとへとに疲れるけど、でもそんなこと吹っ飛ぶくらいの喜びがそこには待っている!
それをからだは全部が知っているので 「また走りたい!」 と強く思うのです。
普段は通勤や生活の手段として毎日乗っている当たり前にある自転車ですが、
少し見方や使い方を広げ、そしてチャレンジをしてみれば、無限の可能性と最高の遊びへと変化します。
それを改めて体感し、自転車と仲間と完全燃焼したRIDEALIVE2016でした。
次はどこへ行こうかな?
もちろん自転車と共に。
なんて、私の次のチャレンジ旅はもう頭の中でスタートしています。
ROUTE-2へとつづきます。
Frame | SURLY | PACER / 43cm | |
HeadSet | ChrisKing | Sour Apple | |
Rim | VeloCity | A23 | |
Tire | Panaracer | GRAVEL KING / 700x28c | |
Stem | SimWorks | RHONDA | |
SeatPost | SimWorks | Beatnik | |
Main Group | SHIMANO | Tiagra | |
Pannier Bag | JANDD | Grocery Pannier | |
Tent | SIX MOON DESIGN | LUNA SOLO | |
Helmet | CATLIKE | COMPACT | |
Shoes | KEEN | COMMUTER 4 |